中央卸売市場とは
中央卸売市場の役割
中央卸売市場は、市民の食生活に欠かすことの出来ない生鮮食料品等を日本国内はもとより諸外国からも集荷し、市民の台所へ届ける役割を担う公設の市場です。
市場開設者は、農林水産大臣の認可をうけて開設、卸売市場法のもと生鮮食料品等の安全・安心な供給のため衛生環境研究所第一検査室を併設、細菌検査、理化学検査(放射能検査)などを行い食品の安全確保に努めています。
生鮮食料品等については、需要と供給のバランスを一定に保つことにより、生産者と消費者間の一方に不利益が生じないよう公正、迅速な取引を確保し、生鮮食料品等の円滑な供給を図っています。
中央卸売市場の機能
- 集荷機能・・・多種多様な品目の豊富な品揃え
- 価格形成機能・・・「セリ」取引等の取引により需給を反映した公正な値決め
- 分荷機能・・・多数の小売業者等への迅速な分配
- 決済機能・・・取引販売代金の迅速、確実な決済
- 情報機能・・・需給に係わる情報の収集と伝達